考古用語辞典 A-Words

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紫檀椿彫筆筒     2008年07月07日(月)更新

紫檀椿彫筆筒
【和:「したんちゅんちょうひっとう
【中:「Zi tan chun diao bi tong
明・清|彫刻・書画>紫檀椿彫筆筒

清中期 
径19.5cm 高18cm
 筒口は花弁をかたどり、筒のまわりには古木の椿と梅が各一株彫ってある。椿と梅は枝をからませ、底部まで筆筒をめぐり、花や葉が全体にひろがり、筆筒に特殊な趣きを与えている。
紫檀木は中国名で青龍木ともいい、 高級な彫刻材料になり、清の宮廷の器物には紫檀でつくったものが多い。この筆筒は渋い黒みをおび、彫刻は円潤で、花を環状にした五本の足とあわせ、華麗でしかもすがすがしい感じを与えている。清代文人の書斎机に置く実用の文房具であると同時に、芸術的価値の高い装飾品でもある。出所:『北京博物院・清朝宮廷文化展』

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