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加彩舞女(1躯) 2008年07月13日(日)更新
高38.9
唐時代・7-8世紀
東京・永青文庫
唐時代の加彩俑のなかでも、最も華やかな作品として知られる。肩が眺ね上がり、両袖が異様に大きく、裾に鰭のような形の布を揺らめかす特異な服装から、仙女に扮した舞女の姿と考えられる。顔立ちは涼やかで凛々しく、気品がある。高く結い上げた髷、首飾り、帯など各所に金箔が押されており、衣服に描かれた花文様をはじめ、彩色の保存状態の良さは特筆される。唐の玄宗皇帝が、月の仙女が舞う姿を夢の中で見て、それを再現させた「霓裳羽衣」という舞曲を舞う姿とみる説がある。出所:『遣唐使と唐の美術』
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