考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

三彩馬     2008年07月13日(日)更新

三彩馬
【和:さんさいうま
【中:San cai ma
隋・唐・五代|陶磁器>三彩馬

高71.2
唐時代・8世紀
東京国立博物館
 唐時代には西方より多くの名馬がもたらされた。貴族たちにとって馬は大切な宝であり、愛馬の姿を表わした馬の俑が数多く制作され、貴族の墓に納められた。
この馬は見事な馬具で美しく飾られている。いわゆる引き馬であり、その雄姿を人々に見せるための晴れの姿である。たてがみは短く刈られ、尾は束ねられている。顔には華やかな装飾が施された面懸が付けられ、体には杏葉を下げた革帯がめぐらされている。均整のとれた体躯を誇り、気品にあふれ、今にも駆け出しそうな生気までが活写されている。出所:『遣唐使と唐の美術』

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.