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三彩馬 2008年07月13日(日)更新
高71.2
唐時代・8世紀
東京国立博物館
唐時代には西方より多くの名馬がもたらされた。貴族たちにとって馬は大切な宝であり、愛馬の姿を表わした馬の俑が数多く制作され、貴族の墓に納められた。
この馬は見事な馬具で美しく飾られている。いわゆる引き馬であり、その雄姿を人々に見せるための晴れの姿である。たてがみは短く刈られ、尾は束ねられている。顔には華やかな装飾が施された面懸が付けられ、体には杏葉を下げた革帯がめぐらされている。均整のとれた体躯を誇り、気品にあふれ、今にも駆け出しそうな生気までが活写されている。出所:『遣唐使と唐の美術』
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