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三彩双魚瓶 2008年07月14日(月)更新
【和:さんさいそうぎょへい】 |
【中:San cai shuang yu ping】 |
隋・唐・五代|陶磁器>三彩双魚瓶
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高25.3
陝西省西安市長安区南里王村唐墓出土
唐時代・7-8世紀
陝西省考古研究所
1991年に陝西省西安市長安区南里王村第26号墓から出土した。丸々と太った魚が2尾直立して並んだ形をなし、型を用いて成形され、鰭や鱗までがていねいに表現されている。金属器に出来する器形であろう。奇抜な姿であるが、唐三彩にはしばしばみられる。魚の口から直立する口部の先端は花形になっている。魚は目を丸く見開き、上唇が反り返って耳となっている。尾の部分を除いて釉薬が施されており、白地に淡い発色の藍釉と褐釉とが斑状に流しかけられている。類品の中でも造形が生き生きとしており、また藍釉が用いられている点が珍しい。出所:『遣唐使と唐の美術』
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