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十六節龍鳳玉飾 2008年07月19日(土)更新
【和:じゅうろくせつりゅうほうぎょくしょく】 |
【中:Shi liu jie long feng yu shi】 |
春秋戦国|金銀・玉器>十六節龍鳳玉飾
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長48cm、 幅8.3cm
玉の装身具
墓主の下顎のあたりで発見された。16の部分が環でつなげられているように見えるが、実はつなぎ目は4ヶ所しかない。5塊の玉を透彫に彫刻して、それぞれを環でつながった幾つかの節に作りだし、それを三つの玉環と1本の玉釘を使ってつなげている。つなぎに使われた玉環は、その一部が嵌め込み式になり、細い青銅の釘で留められる。両面に細かく龍、鳳凰、蛇および雲紋、斜線紋などが表わされており、37匹の龍、7羽の鳳凰、10匹の蛇が見出されるという。両面の紋様はほぼ同じであるが、細かな差果はある。また一つの節には、細かな仕上げが片面にはなされておらず、未完成と考えられる個所がある。この玉器の形と出土状態から、これは冠帽に付けた玉纓という飾りだという説がある。出所:『曾侯乙墓』
特別展 日中国交正常化20周年記念
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