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鎛鐘 2008年07月24日(木)更新
青銅製
高92.5cm、重134.8kg
編鐘の下層中央に掛けられていた。体部は断面が杏仁形で、口は直線的である。2対の龍が対峙する形の鈕が付く。側面は浅い浮彫の龍紋を地紋とし、龍を表わした円形の突起を計20個付ける。片面中央に3行31字の鋳銘がある。この銘文から、この鎛鐘は楚王酓章(恵王)が、その在位56年に曽侯乙のために作ったものであることがわかる。楚恵王56年は西暦紀元前433年にあたる。このことからこの銅器が埋められたのは西暦紀元前433年あるいはそれよりやや新しい時期であることが分り、曽侯乙墓の年代も明らかになったのである。出所:『曾侯乙墓』
特別展 日中国交正常化20周年記念
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