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紫檀製彫文宝座 2008年07月25日(金)更新
【和:したんせいちょうもんほうざ】 |
【中:Zi tan zhi diao wen bao zuo】 |
明・清|彫刻・書画>紫檀製彫文宝座
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清・乾降年間(1736ー1795)
紫檀製
通高:115.0cm 長さ:129.0cm 座高55.0cm 奥行:79.0cm
皇帝用宝座・荘厳具一揃
宝座本体には紫檀材が使用されている。腰の当たる部分はわずかに狭まり、膨らんだ脚は力強く、先瑞は馬の蹄のように内側に向かって反っており、さらにその下に泥よけがついている。座上の三方に背板と側板がつき、その表裏両面にブラジル原産の時計草(時計の文字盤と針に似た花をつける蔓草の一種)と八宝の文様が浮き彫りされている。時計草はまた西洋蓮とも呼ばれ、17世紀に西方で流行した文様である。八宝文は仏教において流行した文様で「法輪、法螺貝、宝傘、白蓋、蓮花、宝瓶、双魚、盤長」である。それぞれ異なる意味を持ち、仏教では八つの吉祥と呼ばれている。出所:北京・故宮博物館名宝展-紫禁城と中国4000年の美の秘宝
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