考古用語辞典 A-Words

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金製碗   2008年07月27日(日)更新

同治帝の金製食器セット
【和:きんせいわん
【中:Jin zhi wan
明・清|金銀・玉器>金製碗

(同治帝の金製食器セット、同治帝所用)
清・同治11年(1872)
金製
高さ:5.8cm 口径:9.5cm 高台径:5.1cm
 品位(純金の割合)80%の金製の碗。口部は円形でわずかに外側に反っている。内側に文様はない。外側は口縁下に雷文をめぐらし、胴部は地文様の中に双喜文と団寿文がそれぞれ四つずつ表わされている。高台のまわりには蓮花文がめぐらされ、高台は円形で、外側面に雷文がめぐらされている。高台内に「同治十一年二両平重七両四銭三分」の十五字の銘が刻まれている。この金製碗の製作技術は精巧であり、文様や字体は整然と美しく刻まれている。清代後期の宮廷所蔵品における金製品中の重宝である。出所:北京・故宮博物館名宝展-紫禁城と中国4000年の美の秘宝

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