考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

青磁魚籠形壺  2008年08月02日(土)更新

青磁魚籠形壺
【和:せいじびくがたつぼ
【中:Qing ci yu long xing hu
晋・南北朝|陶磁器>青磁魚籠形壺

西晋(265-316)
高さ:9.3cm 口径:11.lcm 底径:12.5cm
北京故宮博物院蔵
  鐔縁(口縁部を外側に折り曲げた形)で頸部は短くやや締まり、なで肩で胴部は丸味があり、底は平底で内側にくぼむ。素地は灰白色で内外全面に青磁釉がかかる。胴部には紐や鋲の形を粘土で作って貼り付け、籐を編んだ魚寵を補強する皮紐や鋲が表わされている。壺の口部の上面には帯状に編目状の印文が一めぐりし、肩部、胴部にも3区にわたって帯状に編目状の印文が押されている。胴部には等間隔に四つの丸い穴がある。斬新な造形であり文様も明快で、時代の特徴がよくあらわれている。出所:北京・故宮博物館名宝展-紫禁城と中国4000年の美の秘宝

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.