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白玉福寿水注 2008年08月04日(月)更新
【和:はくぎょくふくじゅすいちゅう】 |
【中:Bai yu hu shou shui zhu】 |
明・清|金銀・玉器>白玉福寿水注
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明(1368-1644)
白玉製
通高:19.5cm 口径:5.2×5.9cm 底径:4.8×5.2cm
北京故宮物院蔵
八角形で蓋が付き、浅い浮き彫り装飾が施されている。器形には荘重な趣がある。雲形に作られた蓋の頂部は31個の玉製の鎖で把手と繋がれており、極めて精巧で品格に富んでいる。蓋には枝葉が繁り満開に花をつけた桃の木が、咲き誇る牡丹の花とともに浮き彫りされている。これらは長寿富貴を象徴している。胴部の片面には松、水仙、霊芝(マンネンタケ)、もう片方の面には桃の木、竹、山石などが彫られている。把手と注口には雲蝠文が飾られている。また頸部と注口の間に夔龍(龍に似た一本足の動物)が透かし彫りで表わされている。明代の水注には様々な器形のものがあるが、中でもこの作品は非常に精作である。松、桃、霊芝、蝙蝠などは全て福寿吉祥の意味をもつ。明代後期の飲用の器であるが、珍貴な装飾品としても用いられた。出所:北京・故宮博物院名宝展-紫禁城と中国4000年の美の秘宝
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