考古用語辞典 A-Words

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七宝三足香炉  2008年08月05日(火)更新

七宝三足香炉
【和:しっぽうさんそくこうろ
【中:Qi bao san zu xiang lu
明・清|青銅器>七宝三足香炉

清・乾隆年間(1736ー1795)
銅製・七宝
通高:24.5cm 幅:21.5cm
北京故宮物院蔵
 素地は銅。丸い形で蓋があり、全体に有線七宝による文様が施されている。銅部には六つの蓮花文、肩部には上下向きの芭蕉の葉の連続文がめぐらされ、脚の付根には金鍍金された獣面が飾られている。蓋には花卉文の透かし彫りが施されている。全体に藍色、淡緑色、コバルトブルー、赤、桃色、白、緑、黄色などの様々な色が用いられている。螭(角のない龍)をかたどった二つの把手、3本の高い脚、丸い蓋の上の鈕(つまみ)は銅地に金鍍金を施している。金色に輝く豪華なつくりは、皇室の風格にあふれている。出所:北京・故宮博物院名宝展-紫禁城と中国4000年の美の秘宝

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