考古用語辞典 A-Words

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蔡倫  2008年08月11日(月)更新

蔡倫
【和:さいりん
【中:Cai lun
秦・漢・三国|歴史人物>蔡倫

 蔡倫(?~121年),後漢時代の造紙技術の重要な改革者。
桂陽(現在の湖南省州市)生まれ。明帝の永平末年(75年)から宦官として宮廷に登用された。章帝代には位の低い「小黄門」であったが、和帝即位後の89年には「中常侍」にまで登り詰めた。さらに誠実な人柄や学問や工作を好む点、また潔癖な身の振る舞いが評価され、97年には尚方令という役職を得た。これは剣などの武器類やさまざまな品物の製作監督や製造技術確立を任務とした。
105年、彼は造紙プロセスを完全なものにし,原料の種類を拡大した。さらに筆写用の紙を造り文明の発達に大きく貞献した。出所:「中国古代科学技術展覧 中国科学館」

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