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郭守敬 2008年08月12日(火)更新
郭守敬(1231~1316年),元代の天文学者であり水利学者。彼は「簡儀」など13種類の天文器械を製作し,改良を加えた。南北をつらぬく大運河の水路を変えるなどの水利工事も主学した。月のクレーターのひとつには彼の名がある。
祖父の影響ではやくから水利技術、天文暦学をまなんで、世祖(フビライ)の顧問、劉秉忠(りゅうへいちゅう)の門下にはいり、元政府による華北の水利事業に参加した。
1276年からは、張文謙のもとで王恂らとともに改暦作業にくわわり、観測儀器製作と実際の観測に従事して、80年に授時暦を完成した。これは、王恂の計算にもとづいて郭守敬が実測し完成させたもので、中国の暦の中でもっとも高い評価をうけている。また晩年には、大都(現、北京)をとおる2つの運河を完成させた。出所:「中国古代科学技術展覧 中国科学館」
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