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土圭   2008年08月12日(火)更新

土圭
【和:とけい
【中:Tu gui
殷・周時代|>土圭 

 周代(紀元前11世紀~前256年)、地上に立てた棒の太陽による影の長短を測定するために使ったもの。この測定によって冬至・夏至,四季などを定めた。
中国の天文字には悠久の歴史がある。古代における中国の天文学の輝かしい成果は多くの古文書に記録されているばかりでなく,数多くの文物も残されており,具体的に中国の古代天文学の発展を伝えている。
早くも新石器時代に中国の先人たちは日や月などの天象について観察をはじめ, 日や月をかたどった図案を陶器に刻んだり描いたりしていた。そして文字で記録する時代に入ると人々の天象に対する観察はさらに精巧の度を深めた。中国の古文書には4100年あまり前に起った日食の記載があるがこれは世界最初の日食の記録である。その後,殷代の甲骨文に数多くの日食,月食の記載をみることができる。紀元前14世紀頃には現在の「大火J(蠍座α星)付近に現われた新星を記録している。そのほか晴,曇,雷,電,霜,雪などの文字もみられるがいずれも気象の変化について十分な注意を払っていたことを示している。周代には「土圭」(地上に立てた棒)を使って太陽の影の長さの変化を測り,春分,秋分,冬至,夏至を決めた。また「漏壷」(水時計)によって1日の時間も計った。春秋戦国の時代には天体に対する観測がさらに精密となった。当時,慧星は天体の奇異な現象とされ,その出現は人々に驚異と連想を呼び起させた。紀元前613年に中国ではひとつの慧星を観察し記録したが,これはハレー慧星に関する初めての確実な冠針として世界に広く認められている。前722年から前481年にかけて日食は33回記録されているが,そのうち30回については現在確認されている。さらに戦国時代には,木星が12年で大を1周するという法則も発見された。紀元前4世紀頃には,天象の精確な観察を基礎として『甘石星経」という本もまとめられているが,その中には128個の恒星が記録されている。これは世界最初の星座表である。出所:「中国古代科学技術展覧 中国科学館」

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