考古用語辞典 A-Words

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細孔流鼎  2008年08月25日(月)更新

細孔流鼎
【和:さいこうりゅうてい
【中:Xi kong liu ding
春秋戦国|青銅器>細孔流鼎

青銅 
通高21.6 口径21 腹径28.6 重0.8kg
1977年中山王(興+昔)墓出土
  煮炊器。この種の器は初めての発見である。煮出し汁を取る器具。三本の蹄形足,平底,やや張りのある腹部。上部両側面に把手を持つ。すぼみ加減の受け口には蓋がかぶさっている。蓋は平らで,三つの環形鈕を持つ。一方の上腹部に十ヶの孔が開いた注ぎ口があり,汁を注ぐ際にかすを漉すように出来ている。腹の中程には凸弦文が一周めぐる。出所:「中山王国文物展」-中国戦国時代の雄 

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