考古用語辞典 A-Words

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楡林窟第二窟西壁北側  2008年09月22日(月)更新

楡林窟第二窟西壁北側
【和:ゆりんくつだいニくつにしへききたがわ
【中:Yu lin ku di 2 ku xi bi bei ce
宋・遼・金・元|彫刻・書画>楡林窟第二窟西壁北側

楡林窟第二窟西壁北側:水月観音(模写 史韋湘)
紙本着色
縦147.8 横146.3
西夏
  第二窟は楡林窟の東崖に位置する。西壁門口北側に描かれ、水月観帝と一対をなす。上空に雲がたなびき観音菩薩が岩の上に安楽坐している。かたわらには楊柳一枝が水瓶に挿してある。池あるいは河が結界をなし、対岸に僧侶と馬夫がいて観音を拝している。空中に善財童子が描かれ、観音の住所補陀落山を訪ねる場面である。右上に新月がかかり、青緑を主とした山水景の中に、金箔を貼った雲などは、これまでにない新しい表現である。出所:『砂漠の美術館-永遠なる敦煌』中国敦煌研究院設立50周年記念

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