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色絹幡 2008年09月25日(木)更新
絹
縦142.5 横17.0
盛唐
この色絹幡も第一三〇窟から発見された幡の一つである。上端三角形の幡首はすべてもとのままに残っている。二枚の絹を縫製してあり、先端に緑色の紐を付けてある。幡身は五段が残っている。各段とも両端に短い紐を飾りとして付けてあったが、現在は五本が残っている。幡尾は破損が大きい。各部分いずれも平織りの絹を用いて、淡い青色と濃い赤色で交互に色分けしている。その色彩はなお鮮やかで美しい。この幡は同時に出土した数十件の絹幡と同じく、盛唐の開元、天宝年間に属する遺物である。出所:『砂漠の美術館-永遠なる敦煌』中国敦煌研究院設立50周年記念
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