考古用語辞典 A-Words

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大般涅槃経巻(第八如来性品第四之五)  2008年09月27日(土)更新

大般涅槃経巻(第八如来性品第四之五)
【和:だいはつねはんぎょうかん
【中:Da ban nie pan jing juan
晋・南北朝|彫刻・書画>大般涅槃経巻(第八如来性品第四之五)

紙本墨書
縦27.5 横165.0
北朝
敦煌研究院0227号
 首尾をともに欠く。はじめの行は「(欠)我與無我性相(欠)」とであり、終わりの行は「念、此中動者為是虫耶、為塵土耶、久視不己。」である。写本には紀年がない。書法からみて、縦・横・右はねはいずれもS797号の建初元年(四〇五)『十誦比丘戒本』写本に類似する点が多く、異体字にも差異がない。書写は一糸乱れず、建初元年の『十誦比丘戒本』に比べ、規範にかない、成熟度も高い。どの字も美しく、かなりの名手とみられる。『大般涅槃経』は比較的よくみられるが、書法において、これほど精美なものはロンドンに蔵する敦煌写本の中にも多くない。出所:『砂漠の美術館-永遠なる敦煌』中国敦煌研究院設立50周年記念

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