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高僧像  2008年09月30日(火)更新

高僧像
【和:こうそうぞう
【中:Gao seng xiang
隋・唐・五代|彫刻・書画>高僧像

紙本墨画
縦46・0 横30.0
晩唐
大英博物館
 定印を結び、瞑想にふける僧侶の坐像である。敷物や蓋付の水瓶、後方の刺のある本に出されている革袋と数珠、そして前方に置かれた僧侶用の靴など、行脚僧の装具を備える肖像画である。鉤状になった口元の表現や顔の輪郭線を切って眼を表す描法から、九世紀木から十世紀初という年代が推定される。ここにみられる行脚僧の装具のいくつかは、第十七窟(蔵経洞)の壁画にもみられ、樹を描いているのも同じである。元來第十七窟は、八六二年に没した河西総統洪(巩+言)(こうべん)の御影堂であった。もとここに安置されていた塑造の洪(巩+言)像が別の窟から発見され、現在はこの窟にもどされている。壁画はその洪(巩+言)像の背後に描かれたものである。
この絵はスタイン・コレクションの絵画のなかではやや特殊であるが、革袋や数珠といった装具や場面設定において関連を窺わせる作例として、同じくスタイン・コレクションの迦理迦尊者像(唐時代)がある。出所:『砂漠の美術館-永遠なる敦煌』中国敦煌研究院設立50周年記念

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