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自貢―中国歴史文化名城 2008年10月05日(日)更新

自貢―中国歴史文化名城
【和:じこう
【中:Zìgòng
歴史名城|>自貢中国歴史文化名城

自貢―中国歴史文化名城:自貢市は四川盆地南部の町で、四川省の省都成都より高速道路にて2時間半ぐらいの距離です。中国歴史文化名城として、自貢の製塩遺跡、恐竜、灯篭祭りは自貢観光の「三絶」と言われています。秦の始皇帝が中国を統一した前に、成都を中心とした王国は蜀の国、重慶を中心とした王国は巴の国でした。自貢は巴と蜀をつなぐところでした。
 中国で塩によって発展してきた都市は自貢のみであり、塩業はこの都市を育んだのです。この町の製塩の歴史はほぼ2千年あります。日本などのところで出産されている海の塩と違いまして、自貢の塩は井戸から汲んできた塩水でつくった岩塩です。自貢この地名も塩と関係があります。それは、昔の「自流井」と「貢井」二つの塩水の井戸の名前を略称したのです。「自流井」の意味はその井戸からの塩水が自然に地面に湧いてくることです。「貢井」の意味はその井戸の塩水でつくった塩は皇帝様への貢物なのです。この二つの井戸の名前から昔の製塩業がいかに繁盛していたか想像できるでしょう。昔の自貢の光景は、天車(にがりを汲み取る機械)が林立し、塩井が密集したところでした。特に清代末期から自貢の製塩業は隆盛を誇り、現地の7割以上の住民は製塩業を生業にしていたのです。たくさんの労働者と、当時世界を先駆けたボーリング、採掘、製塩の技術によって、自貢の塩業は驚くほどの財産をもたらしてきました。当時、四川省財政の4割以上は自貢の塩業で支えられたのです。交通の進歩でコストの低い海塩の進出によって、自貢の製塩業は現在斜陽化しましたが、今も12000余りの廃棄井戸とほかの製塩遺跡が残されており、自貢の文化財と観光資源になっています。その有名なのは自貢塩業歴史博物館、世界初めて1000m以上ボーリングした井戸、自流井老街(旧市街)、王爺廟古跡等。 
 自貢はまた「恐竜の故郷」と呼ばれています。自貢の地下にあちこち恐竜の化石が出土されました。自貢の大山舗のはずれにある洞窟のような形をした巨大な建物が注目されています、それは世界地質公園と命名された自貢恐竜博物館です。中国では、西安の半坡博物館、秦の始皇帝兵馬踊に次ぐ大型の野外博物館であり、アメリカ国立恐竜博物館、カナダ恐竜公園とともに有名な世界3大の恐竜博物館の一つでもあります。 
 自貢の正月の灯篭祭り(lantern festival)は唐代からも有名で、中国で「南国第一燈」と誉められています。現地では灯篭祭りのことを「灯会」と言います。それは、彫刻、音楽、芝居、絵画、書道、切り紙などの民芸を灯の形式で表現する漢民族の祝祭日です。特に正月十五日の「灯会」は一番にぎやかです。今市内に中国彩灯博物館があり、そこで歴代の灯篭が展示されています。 
 上記自貢観光の「三絶」の内容をご紹介しましたが、実はそれ以外自貢にまた「小三絶品」があります。それは三種類のお土産品のことです、それぞれ竹細工の扇子、切り紙、いぐさの編み物のことです。また、自貢の絞り染めの藍染と牛肉料理、豆花料理なども有名です。

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