考古用語辞典 A-Words

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  2008年10月16日(木)更新

象
【和:ぞう
【中:Xiang
殷・周時代|金銀・玉器>


玉製装飾
商時代後期
長6.5cm 高3.3cm
1976年河南省安陽市殷墟5号墓出土
中国社会科学院考古研究所蔵
 「婦好」墓から出土した玉飾は全部で426点で,種類は非常に多い。そのうち動物の形の彫刻は少なくなく,観賞用の美術品と思われる これらの玉器の多くは写実的手法を用い,形象は真に迫り,芸術的に誇張された要素を持つものもある.彫りは精緻で,造形は美しく,貴重な芸術品である.
丸彫り,濃い褐色.長い鼻を上げ,先を内側に巻いて丸い孔になっている 口は三角形で少しあけている.小さな眼と細い眉.垂れた大きな耳、身体は肥えて大きく,四肢は太く短い.尾も垂れている 胴体と足に雲文,背と尾に節状文を飾る。出所:「黄河文明展」

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