考古用語辞典 A-Words

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螳螂  2008年10月17日(金)更新

螳螂
【和:かまきり
【中:Tang lang
殷・周時代|金銀・玉器>螳螂


玉製装飾
商時代後期
長6.8cm 高2cm
1976年河南省安陽市殷墟5号墓出土
中国社会科学院考古研究所蔵
 「婦好」墓から出土した玉飾は全部で426点で,種類は非常に多い。そのうち動物の形の彫刻は少なくなく,観賞用の美術品と思われる これらの玉器の多くは写実的手法を用い,形象は真に迫り,芸術的に誇張された要素を持つものもある.彫りは精緻で,造形は美しく,貴重な芸術品である.
 薄緑色.褐色の斑がある.丸彫り。体は細長く,頭を右に傾けている。尖った口は少し開き,円い眼は突起し,両翼を合わせ,鎌状の脚は前屈する.脚の下に小さな構があり,両脚の間に小孔がある。造形が巧みで,意匠を凝らしている。出所:「黄河文明展」

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