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石造菩薩立像 2008年10月29日(水)更新
唐時代
高57cm
1954年山西省太原市華塔出土
山西省博物館蔵
腰を左にひねり, 両足先を少し開いて蓮肉上に立つ.蓮肉の下に枘がある。左右の腕は途中から失なわれている.肩に天衣をかけるが,上半身はほとんど肌を露わし,下に長い裙をつける.裙の上に金箔が残っている。顔立ちはふくよかで, いかにも和やかである.体に密着した裙は絹織物の柔らかさを表現するとともに,その下の肉体の線も示している.特に左右の腕が失なわれたために一層たおやかに見える.高い芸術性を具えた作品である。出所:「黄河文明展」
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