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儀仗図 2008年10月29日(水)更新
(懿徳太子李重潤墓墓道東壁壁画部分模写)
唐時代
高397cm ,幅247cm
陝西省乾県懿徳太子李重潤墓出土
陝西省博物館蔵
この壁画は墓道入口の東壁の儀仗隊の一部分である.儀仗隊は城を出て行進する状況である。この儀仗隊は近衛隊で、計6隊、各隊6人・8人・9人から成る。幞頭(頭巾)をかぶり、長靴をはき,階級別に紫・紅・緑・黄の長衣を着け,腰間に弓袋・矢袋を帯び,左手に剣を握り,先頭の者は軍旗を挙げる。
懿徳太子墓の壁画は計40幅.画幅は大きく,内容豊かで,色彩は華麗, さながら唐代の地下ギャラリーである.石青・石緑・石黄・銀朱・朱膘。大紅・深紅・金箔・紫砂などの鉱物顔料の使い方は熟練し,着色は西安や咸陽などの唐墓の壁画と比べて一層多様化している。出所:「黄河文明展」
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