老子　2008年11月28日更新

老子（生没年不詳）
春秋戦国時代の思想家、道家の始祖。楚の苦県（河南省鹿邑）の人。姓は李、名は耳、字は伯陽、諡は（耳+冉）。老子は敬称。周に仕えたが、晩年、教育に専念、のち秦で客死したという。宇宙の根本を「道」や「無」と名づけ、人間のあるべき姿はこれに適合する無為自然への復帰と説く。その語録はのち『老子』（『道徳経』）に整理され、道教の経典とされている。唐の高宗に祖先と仰がれ、玄元皇市の尊号を贈られた。 出所：中国
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