考古用語辞典 A-Words

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嵌玉金猪帯飾 2008年12月13日更新

嵌玉金猪帯飾
【和:かんぎょくきんちょたいしょく
【中:Qian yu jin zhu dai shi
晋・南北朝|金銀・玉器|>嵌玉金猪帯飾

北魏
2点
長10.8, 円頭幅6.4,方頭幅5cm,重113g
長7.6, 最大幅6.1cm, 重47g
1983年内蒙古鳥蘭察布盟ホリンゲル県出土
大小2個,それぞれ帯釣と帯扣。どちらも宝石をはめこんだ半浮き彫りの金猪を主体とする文様。金猪は雄と雌で,疾駆する形に作る。腹側の中央に宝石1個が象嵌され,形は「猫眼」に似,その左右に三日月形の玉を象嵌している。腹,背,背中の毛にトルコ石がはめこまれているが,すでにぬけ落ちてないものもある。地の文様は浮き彫りの装飾で, ここにももとは象嵌があった。金猪は写実的,装飾は精巧で,彫金の技巧は細かく,芸術性の高い実用品である。出所:中国内蒙古北方騎馬民族文物展
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