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真珠団龍袍 2008年12月18日更新

真珠団龍袍
【和:しんじゅだんりゅうほう
【中:Zhen zhu tuan long pao
明・清|絹・衣類|>真珠団龍袍


身丈144,裄95cm
1976年内蒙古昭鳥達盟バイリン右旗栄憲公主墓出土
絹地,表は濃い黄色,丸領,左袵,馬蹄形の袖。袖の端と領回りに濃藍色の別絹がつく。全面に金糸で留めた真珠粒から成る団龍(丸くまいた龍の模様)が8個ある。両肩の行龍は角を立て,四足は天空を切り,その間に山水,雲があしらってある。胸と背に飛龍が各1,前後下の方に行龍が各2,いずれも首を伸ばして宝珠を追う形。行龍の下に絹の彩糸で海水と瑞雲の文様が織り出されている。概算すると,団龍図案を構成する真珠粒は約10万個である。栄憲公主墓は長城以北における清代の重要墓葬の一つ。もとは享殿(祭祀を行う官殿)が建っており,墓室はすべて白石を積み重ねたもので,厳封されていた。室内に棺槨が置かれ,屍体の保存状態は完全で,出土した時皮膚はなお弾力があり,毛,髪も脱け落ちていなかった。この墓は栄憲公主(康熙帝の次女)とその女婿鳥爾哀の合葬墓であり,墓誌が1個と骨壺が1点出土した。墓誌は蒙文と漢文で書かれ,骨壷には「額駙馬副将軍鳥爾袞」の字があった。この真珠団龍袍と同時に出土した副葬品に蘇州刺繍の旗袍2着と多くの精緻な金製首飾や装飾品があった。この真珠団龍袍は中国現存の同類のものの中で唯―の出土した文物である。その製作の巧緻さは無類,荘厳華麗な図案は皇室一族の贅を尽くした生活を反映している。出所:中国内蒙古北方騎馬民族文物展
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