考古用語辞典 A-Words

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木瀆 2008年12月21日更新

木瀆
【和:モクトク
【中:Mu du
明・清|面白テーマ|中国の庭園|>木瀆

蘇州市街区の西、太湖の畔にある江南の有名な古い町。風光明媚で、物産が豊富で、天平、霊岩、獅山、七子などの名山に囲まれていることから、資源の豊かなところと言われている。
周囲に山々がそびえ、太湖のそばにあるため、山水の自然の趣きがあれば、小ざな橋の下を小川が流れるという幽境な雰囲気に浸ることもでき、私家庭園や著名人の旧居など多くの人文古跡がある。したがって、ここは「太湖13風景区の冠」とされている。中国で唯―の庭図式古い町であり、明・清代には私家庭園が30余もあった。現在一般公開されているのは厳家花園、虹飲山房、古松園、傍眼府第、霊岩山館。
○厳家花園
敷地面積は約1万㎡。配置が変化に富み、局部の処理が精巧で含蓄があり、設計者の独特な造園技法が示されている。著名な建築専門家の劉敦楨教授から「江南庭園の経典的作品」と称されている。
○虹飲山房
乾隆年間の江南の有名な私家庭園。面積が広く、建築物が堂々としており、秀野園と小隠園の2つの明代の園からなっている。清の末期、小隠園は「刺繍皇后」と呼ばれた沈寿の旧居で、秀野園は現在、清の聖旨が収蔵される場所となっている。
○古松園
清の末期の木瀆の大金持ちの蔡少漁の旧宅。園内の彫花楼は細上が精巧で、洞庭の東山彫花大楼と同じ造園者の作品で、南北の姉妹彫花楼と称されている。
○榜眼私邸
清の有名な政治評論家の馮桂芬の旧居で、木彫り(吊ってある花かご)、磚彫り門楼、石彫り(「盛性滋生図」)という江南の「三宝」が収蔵されている。
□観光サービス
交通:遊4、20、38路のバスを利用。
電話:86512-66514042
   86512--66253688
開放時間:08:30~17:00 出所:中国の庭園
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