考古用語辞典 A-Words

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緑地金彩宝相華唐草文碗 2009年1月1日更新

緑地金彩宝相華唐草文碗
【和:りょくちきんさいほうそうからくさもんわん
【中:Lu di jin cai bao xiang hua tang cao wen wan
明・清|陶磁器|>緑地金彩宝相華唐草文碗

「富貴佳器」銘
景徳鎮窯
明時代・16世紀
口径:12.1cm
根津嘉一郎氏旧蔵
半球状で口が立ち上がる小さな碗で、高台はほぼ垂直に削り出されている。精緻なつくりの磁胎に透明釉を畳付以外の全面にかけ、高温で焼成した後、透明釉の上に銅の顔料を器の外側面に施してから、低温で再度焼成する。その上に16世紀の金襴手碗の常套文様といえる宝相華唐草文を金彩であらわしている。金襴手のうちでもとくにこの緑地金襴手は、萌黄金襴手とも呼ばれ、珍重されている。見込み中央の重圏内に菊花に月もしくは太陽と虫を、口縁内側に花菱文を釉下に青花であらわし、高台内には家書体で「富貴佳器」の銘が青花で記されており、この時代の青花はこの銘が記されているものは多い。出所:中国陶磁の至宝-デイヴィッド・コレクション
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