考古用語辞典 A-Words

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ジョセフィン・ロック 2009年1月20日更新

ジョセフィン・ロック
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研究者|>ジョセフィン・ロック

ジョセフィン・ロック(1884-1962)、アメリカ籍のオーストリア植物家、地理学者、人類学家であり、20世紀20年代以来、彼はアメリカ「国家地理雑誌」の探険家、編集者、撮影家として、麗江に27年住んでいた。
ロックはウィーンに生れ、1913年アメリカ国籍をもらって、1905年アメリカに引っ越した。若いころに植物学の研究をしていた。1920年アメリカ農業部の派遣に従い、ロックは東南アジア地区に来て大風子樹の種を捜し尋ねる仕事をしていた。1922年ロックが初めて麗江に来て、今回の任務は、当時のアメリカ農業部の派遣に従い、雲南―ミャンマー辺境一帯に植物標本を採集する仕事をしていた。その後、アメリカ農業部、地理学会、ハーベト、アメリカ博物館、アメリカ比較動物学博物館などからの経済的援助をもらって、麗江に残って植物、民族文化、地理などを研究、考察、探険する仕事を続けていた。たくさんの玉龍雪山と麗江風情を反映した写真を摂って、初めての、非常に珍しい歴史的意義がある写真となっている。1936年2月3日彼はとくに昆明から飛行機をチャーターして、玉龍雪山のまわりを飛び、そして虎跳峡で金沙江が奇峡から出る奇観を眺めて、最後に白沙で“納堆課”という天然的な飛行場で降下した。麗江でこれは初めてのことである。彼は探険の見聞と写真をぞくぞくとアメリカへ郵送して、有名な「国家地理雑誌」に発表し、初めて写真の方式で麗江の神秘な風光を世界へ紹介していた。外国のたくさんの人は家でロックの文章と写真を見るとみな驚く上に、ロックの探険の勇気を崇敬する。現在でも、アメリカでロックを研究し、崇拝する人は少なくないという。ロックは探険隊の大本営を玉龍雪山の麓の玉湖村に建てた。この村に今でも、当年ロックが住んでいた部屋とたくさんの遺物が残っている。ロックは一組の地元のナシ人を雇って、訓練した後で助手にした。アメリカ当代の有名な作家、記者のエイドカ・スーロが30年代に書いた文章によれば、毎度ロックは出掛けると武装したナシ随行人員が六、七名つく。ロックはナシ随行人員がアヘンを吸うことを許さなく、もし旅行の途中に危険に逢えば、彼はいつでもナシ随行人員と打ち合わせて、危険を無事に乗り越えることができる。ロックはこのように、前後で?西北及び四川木里など地区を見学して、たくさんの民族文化資料を採集した。ナシ族に関する専門書を十数冊出版した。そのなか、「中国西南古ナシ王国」、「ナシ語-英語百科全書」などがある。彼は初めて玉龍雪山を外国へ紹介した外国学者である。
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