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鳳凰 2009年1月26日更新
1971年 陝西省西安市東郊郭家灘出土
金、鍛造・黄石象嵌
高6.8、幅7.0、厚0.5
唐 八世紀
陝西・西安市文物保護考古所
金の薄板を打出し、外形に沿って切り抜いて成形する。表面に金糸や金粒を溶接し、装飾しているが、鴻(大形の雁)にみられるように、当初は緑松石などの貴石類を象限し、彩りを添えていたと考えられる。
鳳凰、龍、鴻(大形の雁)の姿は生動感に富み、樹木も枝がうねりながら伸びる様が巧みに表現されている。同じ地点から出土し、同様の作りになることからすると、本来、何らかの装飾として一緒に用いられたのであろう。鳳凰は、同形同大のものがこの他にもう一点、同所から出土している。出所:唐の女帝・則天武后とその時代展1998
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