考古用語辞典 A-Words

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周城 2009年2月5日更新

周城
【和:じょうちょん
【中:Zhou cheng
面白テーマ|>周城

周城-大理周城は大理古城北23kmに位置し、全村にはぺー族が1500戸住んでおり、大理で最も大きなぺー族の村である。ここでは、代表的な“三房一照壁”、“四合五天井”というぺー族の四方を家屋で囲った住宅への見学ができる。この住宅は庭一軒だけのもあり、数軒のもある。平面が方形で、構成は“人”字様式の青い瓦の大屋根、二層、重ね軒となっている。母屋は東或いは南に向かい、三軒或いは五軒、木材とレンガの構造で、木の骨組みがほぞで組み立てる。一軒或いは数軒が一体になり、外の壁はほとんど上が白色(石灰)、下が灰色(細い泥)に塗られている。
ぺー族の住宅は照壁、扉、窓、壁、門楼の装飾が非常に重視されている。照壁が庭に必要な建物として、ほとんど真ん中の高い、両側の低い、反り返った軒先、青い瓦の壁である。母屋の正面に置き、両側の壁と接して、庭を囲んでいる。照壁の真ん中に石灰で塗り、四つの字を書き、或いは大理石の石屏風を嵌め込み、四方に扇面、矩形、円形などの図案を配して、中には水墨或いは水彩画が書いてある。扉と窓、特に母屋の格子門は雲木、紅椿、楸木、雲山など貴重な木材で作り、中に“金鶏富貴”、“喜上眉梢”、“麒麟呈祥”など吉祥の図案を彫ってある。扉の台は海東青山石を選んで、表面にごまのように彫り、上に掛かっている木造の門楼は構造がかっちりし、彫刻が精緻で、反り返った軒先とときょうがある。
また、周城には藍の絞り染めの製品がある。藍の絞り染めは周城のぺー族の明代末清代初からの民間伝統工芸品で、文化と芸術を一体に集めるものである。絞り染めの布は手工で絞って、繰り返し染めてできる。色は青色にやや緑を帯び、じみである。藍の絞り染めの工芸品は民族風格が色濃く満ちており、又現代の若者にも人気がある。
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