起筆における方法の一つ。進行の方向とは反対の方向に筆を入れ、進行方向に逆らって筆の鋒先を押して行くように、筆管をやや反対に傾けて運算すること。主に逆筆は隷書や篆書の時の用筆法であるが、楷書にも用いることがある。この用筆法で書くと、線質がねばり強く、重厚なものとなる。出所:「書の至宝-日本と中国2006」 関連用語:
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