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甲骨文 2009年2月24日更新
現段階で最古の漢字と言われるもの。商時代の紀元前一三〇〇年前後より約二百年間使用された。亀の腹甲や年の骨に、殷王朝の政治や行事について占うべき事柄を刻し、焼いてできたひび割れによってその事項の吉凶を判断した。またその結果も骨に刻んだ。 一八九九年、河南省安陽県の殷墟から大量に出土し、その数は十五万片以上と言われている。殷墟の発掘に指導的役割を果たした考古学者董作賓(一八九五―一九六三)は、甲骨文の書風を、第一期雄偉、第二期謹飭、第二期頽靡、第四期勁峭、第五期厳整の五期に時代区分した。出所:「書の至宝-日本と中国2006」
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