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三筆 2009年2月25日更新
平安時代初期を代表する能書三人、空海、嵯峨天皇、橘逸勢をいう。平安時代初期は、奈良時代以来の王羲之書法が根底であったが、入唐した空海や逸勢らによって、日本書法史上空前、質的に高度な書が残された。この書道隆盛の中心は空海で、それを庇護し推進したのが空海に学んだ嵯峨天皇であった。空海は「風信帖」「灌頂暦名」など多くの書を伝え、嵯峨天皇には「光定戒牒」「哭澄上人詩」がある。
また、逸勢は「伊都内親王願文」の筆者と伝えられている。(書の鑑賞用語)出所:「書の至宝-日本と中国2006」
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