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紙背文書 2009年2月25日更新
【和:しはいもんじょ】 |
【中:Zhi bei wen shu】 |
彫刻・書画|基本用語|>紙背文書 |
裏文書ともいう。古代より近世にかけて、受領した文書、不要となった暦、典籍などの紙の裏面(紙背)を再利用したものを紙背文書と呼ぶ。奈良時代より例が多く、主に下書(草案・土代)に用いられた。平安時代以降、日記を書く時、具注暦(季節、日の吉凶などを注として添えた暦)の裏を用いることが多く、また文書の紙背の利用も珍しくない。「兵範記」「明月記」「実隆公記」、藤原公任自筆の「稿本北山抄」や、九条家本「延喜式」がその一例である。(書の鑑賞用語)出所:「書の至宝-日本と中国2006」
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