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集帖 2009年2月25日更新
法帖の種類の一つで、書に優れた古人の名品を集めて刻し、手本として、また観賞用として作られたもの。現存最古の集帖としては、北宋時代、二王を中心とする宮廷所蔵の歴代の名筆を全十巻に収めた「淳化閣帖」(No.19、20)がある。これを祖として集帖は発展し、淳化閣帖の翻刻本や重刻本が清時代まで数多くつくられた。淳化閣帖のほかに、明時代にはそれぞれの収蔵家単位で自分の貴重な収蔵品を刻した集帖(家刻)や、清時代には家刻に加えて、内府所蔵の名品を収録した集帖(官刻)なども編集された。(書の鑑賞用語)出所:「書の至宝-日本と中国2006」
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