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墨継 2009年2月26日更新
書くにつれて墨量が少なくなった時、さらに墨を含ませること。 一般に、漢字作品では数文字を書いて、かすれそうになると墨継を行なうが、仮名作品、ことに散らし書きの作品では章法(全体構成)を意識的に考え、墨量、濃淡とともに墨継の位置を計算して行ない、紙面に明暗、強弱、立体感などを表現しようとすることが多い。伝藤原行成筆「升色紙」はその好例である。江戸時代前後には和歌の初旬、三句、五句で墨継をすると法則化されたこともあった。(書の鑑賞用語)出所:書の至宝-日本と中国2006
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