考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

双鉤填墨 2009年2月27日更新

双鉤填墨
【和:そうこうてんぼく
【中:Shuang gou tian mo
彫刻・書画|基本用語|>双鉤填墨

敷写によって原本の複製を作る技術。原本の上に透明、半透明の紙を重ね、文字の輪郭を写し取る。これを双鉤といい、わが国では籠字ともいう。それから中の空白に墨を原本どおりに塗り込める。これが填墨で、郭填ともいう。敷写の方法として(1)原本の上に薄い紙をのせて透き写す(摸)、(2)窓や机に仕込んだ燈火の明かりを原本の紙背からあてる(響搨)、(3)?を引いて透明にした特殊な紙をのせる(硬黄)の三つがある。わが国に現存する王羲之「喪乱帖」および「孔侍中帖」はその典型的な遺品で、最もみごとな精華である。(書の鑑賞用語)出所:書の至宝-日本と中国2006
関連用語:

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.