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茶毘紙 2009年2月27日更新
奈良時代の写経料紙。麻紙に白檀など香木の粉末を漉き込み、表面に胡粉を引いた特殊なもので、料紙一面に漉き込まれた粉末が一見、荼毘に付した骨粉に見まごうところからこの名がついた。荘厳と防虫とを兼ねたものと考えられる。「大聖武」(賢愚経、No.61)、「阿弥陀院切」など、東大寺や正倉院に伝来したものに多く、奈良時代中期に中国から渡来したものと思われる。なお、この料紙に書写した写経を俗に「骨泥経」とも呼んでいる。(書の鑑賞用語)出所:書の至宝-日本と中国2006
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