考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

法帖 2009年2月28日更新

法帖
【和:ほうじょう
【中:Fa die
彫刻・書画|基本用語|>法帖

学書の規範となるような古人の名筆を、本や石に刻して写し取り、学習の手本や鑑賞用として適するよう、折本のような帖仕立てにしたもの。王羲之の書を中心としたものが多く、宋時代から清時代まで盛んに刊行され、歴代の書家たちは、この法帖からの学習を基礎として自己の書風を築き上げていった。時代を経るに従い、法帖も複製に複製を重ねることで、原本の姿をそのまま伝えていないとする批判的な見方もあった。しかし、法帖でしか見ることのできない名品も数多くあるため、現在では法帖と碑文の拓本とを字書する傾向にある。この両者を区別せずに、総称して「法帖」と呼ぶ場合もある。 出所:書の至宝-日本と中国2006
関連用語:

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.