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寄合書 2009年3月1日更新
大部にわたる歌集や経などを幾人かで分担執筆すること。その代表的な遺品に歌集では「高野切」、経では「平家納経」などの一品経が挙げられる。書写時間の短縮、労力の軽減などの利点があり、また美しい幾つもの手を合わせるといった、平安時代流行の物合的な風潮とも通ずる。揮毫者の中で首座にあたる人物が巻頭や巻末など、重要な巻を写す決まりがあった。特に『法華経』写経では、四要品(方便品。安楽行品・寿量品・普門品)の四巻は、まず高貴な人に品分されて、結縁写経がなされている。(書の鑑賞用語)出所:書の至宝-日本と中国2006
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