料紙　2009年3月1日更新

書写用紙全般を料紙というが、現在では楮、雁皮、三椏などを原料として漉いた紙に、礬水または胡粉などで何らかの加工を施した紙をさす。雲縦、飛雲紙、羅紋紙、具引紙、雲母引紙、唐紙、蠟箋、空摺紙などの種類がある。これらに金銀の切箔や砂子、野毛などを施したものを装飾紙、金銀泥または緑青、群青で鳥、蝶、草本などの下絵を描いたものを下絵紙という。またこれらの紙を切り継いだものに、切継、破継、重継などのものがある。(書の鑑賞用語）出所：書の至宝-日本と中国2006
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