臨は臨書、摸は摸写をあらわす。前者は手本をとなりに置き、筆跡の追体験をする学習法だが、後者は手本を敷き写し、手本の全体像を理解するための学習法で、複製を作る意図を含む双鉤填墨とは意味を異にする。この二つの語を合わせた臨摸は、書の学習法を端的にあらわす言葉となっている。(書の鑑賞用語)出所:書の至宝-日本と中国2006 関連用語:
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