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和様 2009年3月1日更新
書法史では平安時代中期以後の、中国書風と相対立する日本独自の書風全般をさす。日本語表記の成立とともに、国風文化が開花したときに広く流行したもの。仮名と漢字を織り交ぜたときに、漢字が仮名の曲線的な筆線に同化した結果、中国の書とは違った柔和な趣が看取されるようになった。小野道風「玉泉帖」、「屏風土代」などに見られるように、それまでにない新風が開拓され、藤原行成に至って端正優美な姿が確立した。(書の鑑賞用語出所:書の至宝-日本と中国2006
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