王鏊　2009年3月2日更新

(一四五〇～一五二四） 字は済之、号は守渓、震沢先生など。江蘇省長洲の人。明時代中期の高官であったが、宦官劉瑾との政争に敗れて一族と共に官を去り、その後の復官にも応じず、余生を過ごした。博学で詩文、書にすぐれ、晋、唐時代の筆意、骨格を得ていると評されているが、蘇軾や米芾など北宋の名家の書も学んだようである。また収蔵品も豊富であった。大作は少ないが、尺牘に優品が多い。(書の鑑賞用語）出所：書の至宝-日本と中国2006
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