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魏栖梧 2009年3月3日更新
(盛唐時代頃)
詳しい伝記は不明だが、開元年間(七一三~四二)に書名があった人物で、薛稷と並ぶ存在であったという。唯一残された「善才寺碑」を書丹した時の官は著作郎であったことが北宋時代の記録にみえる。また、清時代の金石学者阮元は、初唐の臣、魏徴の子孫だとしている。「善才寺碑」の書にみえる通り、彼は褚遂良の書を学んだことがわかるが、それが災いし、より高値の売買目的で拓本の筆者名が改竄され、筆者が褚遂良にすりかえられることとなった。(書の鑑賞用語)出所:書の至宝-日本と中国2006
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