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高閑 2009年3月3日更新
(生歿年未詳)
唐時代後期、九世紀頃の僧。浙江省呉興の人。開元寺で修行を重ね、時の皇帝宣宗からは高僧の証である紫衣を賜った。懐素を尊敬して字書に励み、主に楷書、草書を得意とした。その書は交遊の深かった詩人韓愈が詩に詠むほどすぐれ、手本として尊ばれたという。しかし現存する肉筆作品は「草書千字文」以外になく、他は後世に作られた集帖にわずかながら見られるのみである。出所:書の至宝-日本と中国2006
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