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寂厳 2009年3月6日更新
【和:じゃくごん】 |
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歴史人物|>寂厳 |
(一七〇二-一七七一)
江戸中期の真言僧。備中浅口郡の人。俗姓は富永氏、名は為歓、字は諦乗。松石、亀亭などと号した。藩士の家に生まれたが、九歳のとき普賢院の超染律師に従って剃髪し、仏性(菩薩)戒および両部の灌頂を受けた。その後、諸国を巡り仏教諸学の研究につとめ、元文元年(一七三六)三十五歳で京都智積院の曇寂の弟子となり、ついに真言宗醍醐院流の印信を受けた。やがて備中宝島寺の住職として仏法を広めたが、晩年は倉敷玉泉寺に退体し、七十歳で示寂した。(書の鑑賞用語)出所:書の至宝-日本と中国2006
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