青花牡丹文盤　2009年3月20日更新

景徳鎮窯
明時代・永楽（1403～1424）
直径：44.7cm
住友グループ寄贈
盤の中央には二重円圏内に二輪の牡丹が蔓草のような枝で軽快につなぎ合わされて描かれている。盤の周辺部には、茘枝、柘榴、桜桃、枇杷、葡萄など数種の果樹を折枝文様風に九箇所配置している。盤の外側には柘榴の実と唐草文が描かれている。高台内は露胎（ろたい）となっていて、胎土は精緻である。永楽様式の青花の典型的な盤である。
大阪市立東洋陶磁美術館所蔵
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